CO2ミキサー　～その２～

前回のCO2ミキサーは溶けきらずにだんだんガスがたまってきて水が流れなくなってくる。穴を増やして水量をアップするとますます水面に流れができないので、デザインを換えてみた。

ア ンプルを上下に２つに切り離して底に穴を開けて口を差し込む。ちょうどアンプル１本でできるので無駄がない。下からCO2を注入するとテーパー部分で攪拌 されてうまく溶けてくれるようだ。エアリフトからのエアなどが混入してここにたまってくるがガスの浮力が水の圧力より強くなると上に抜けて、元どおりにな るようだ。底側にはエアリフトのエルボが入る四角の穴を開け反対側に切り込みを入れて外側に折り曲げ、あふれた水が流れるようにする。5mmくらいの丸穴 も開けて水流が起きるように念を入れた。これで水面にある程度の流れも起きるし、CO2も溶けるので、かなり完成度が高くなったと思う。しかし、たまにガ スと水圧が釣り合うことがあり、CO2がアンプルの口のところで引っかかる。それでも口の上（アンプルの底側）を流れる水でCO2が少し溶けるが、CO2 の供給の方が多いので、引っかかったままになるようだ。なんかの弾みで自然に抜けることを期待してとりあえずよしとしよう。