新聞のタイトルはあおりなので、嘘ではないけど本当でもありません。
累計では５７兆円の黒字
累計では５７兆円の黒字です。
つまり６５兆円あった黒字が８兆円減ったということです。
筆者
タイトルだけ見たらびっくりしたけど
なんだよ、おどかしやがって・・・
現在の年金運用は５０％が株式なので、こういうことって珍しくありません。
むしろこれまでが順調すぎたくらいですね。
新型コロナウイルスの影響？
これはありえません。
だって８兆円損失というのは昨年度の話であって、コロナ禍は今年ですから。
今年はまだ途中ですから最終的にはわかりませんが、現時点で言えば昨年以上の損失額になるかもしれませんね。
リーマン・ショック時の損失が９兆円でしたので、今年はそれ以上１０兆円の損失になるかもしれません。それでも累計ではプラスです。株式は上がったら下がる、下がったら上がるのが常ですから、来年からはまた上昇に転じることが期待できます。
筆者
将来なんて誰にもわからないから、実際に上がるか下がるかはそのときにならならいとわからないよ。
株式が５０％
公的年金の運用で、株式の運用割合が５０％というのは初めて知ったのだけど、ちゃんとバランスをとって運用しているのですね。
株価の変動で株式の割合も変動するから、５５％になったら５％売る、４５％になったら５％買うというのは、資産運用の基本です。
５０％は多すぎという議論もあるでしょうけど、減らしたら赤字も少なくなるが黒字も少なくなるということです。
黒字のときはニュースにならないのに、赤字のときはニュースになるので、ニュースだけ見ていると赤字だけどんどん膨らんでるような印象になりますね。
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